専門用語まるわかり

  • あ行
  • か行
  • さ行
  • た行
  • な行
  • は行
  • ま行
  • や行
  • ら行
  • わ行

ハイライト(はいらいと)
写真の中の明るい部分のこと。中間調、シャドウと対で表現される。
パイリング(ぱいりんぐ)
印刷中にブランケットやローラー上にインキが残ってたまってしまうこと。
パウチ(ぱうち)
接着性のある透明のポリエステルフィルムを印刷物に熱圧着する加工。汚れ防止や耐久性を加える役割をする。
歯送り(はおくり)
写植で文字と文字の間隔を指定する際の単位。一歯送りは、0.25mm。
箔押(はくおし)
本の表紙に箔を使って文字や模様を押し当てる加工。白を使わない加工を「空押」という。
柱(はしら)
本文以外に入れた書名や見出し、タイトルなどのこと。
パス(ぱす)
DTPやグラフィックの分野ではイラストレーターなどのソフト描かれた直線や曲線のことをいう。
はめ込み(はめこみ)
写真や模様の中に、別の写真や模様を入れること。
端物(はもの)
チラシ、ポスター、ハガキなど、ページもの以外の印刷物。「ペラ物」とも。
針(はり)
印刷機の給紙口の左右にあり、用紙の横方向の位置を合せる役割をする装置。
貼り込み(はりこみ)
本文とは別に印刷、加工したものを本に貼りあわせること。
針先(はりさき)
印刷位置(見当)を合せるために用紙を引っ張る方の針のこと。
針とび(はりとび)
針の引きが悪く、印刷にズレが生じること。
パルプ(ぱるぷ)
木材などの植物から機械的または化学的に繊維を抽出し紙の原料となる状態にしたもの。
ハレーション(はれーしょん)
写真フィルムのベースの裏面で、露光した光が逆戻りして再度乳化剤中に拡散し画像を不鮮明にする現象で、ベースのバックに防止層が塗られて防止する。
判型(はんけい)
印刷物の仕上り寸法や用紙サイズのこと。
版下(はんした)
製版するために必要なものの総称。製版を行うために作成された原稿のこと。
反射原稿(はんしゃげんこう)
イラストや印画紙焼きした写真などを光をあててその反射する光によって分解する原稿。
版胴(はんどう)
印刷機の版材を取り付ける部分(シリンダー・胴)のこと。
版面寸法(はんめんすんぽう)
製版の基準寸法で、断裁のときの裁落とし分を含んだ寸法。
版汚れ(はんよごれ)
オフセット印刷における非画線部の汚れのことで、地汚れや浮き汚れなどがある。

PS版(ぴーえすばん)
感光液が塗布済みの版材のこと。
ピクセル(ぴくせる)
画像を構成する最小単位の点のこと。ドットや画素と同義。
ビク抜き(びくぬき)
機械で一度に数枚ずつ型を抜き、1つずつ製品を仕上げていく方法。
ヒッキー(ひっきー)
インキ中に混入したインキの乾燥皮膜や小さなゴミなどが版やブランケットに付着し、画線が白点状に抜けること。スペックともいう。
ピッキング(ぴっきんぐ)
インキの粘りが強すぎる場合や紙の表面強度が足りないために起こる紙むけ現象のことをいう。
ビットマップ(びっとまっぷ)
画像などのデータをドット(点)に分解して位置とその属性を記録、再現する方式のこと。
ヒートセットインキ(ひーとせっといんき)
熱を加えることにより急速に乾燥するインキのことで、加熱乾燥機付きの高速オフセット輪転機に使用されている。
ビヒクル(びひくる)
印刷インキのうちの液体成分のことをいい、これに顔料を分散させてインキにする。
表紙(ひょうし)
本の表を表表紙といい、裏を裏表紙という。また、表(おもて)表紙を「表1」、その内側は「表2」、裏表紙の内側を「表3」、裏表紙を「表4」とそれぞれいう。
標準光源(ひょうじゅんこうげん)
印刷の色合わせや、印刷物を正しく評価するために規定された標準の光を出す光源のこと。
ピンホール(ぴんほーる)
フィルムやネガ上の小さな白い点。原稿上の汚れとかゴミがその原因。
平(ひら)
本の表紙の平らな部分。
平網(ひらあみ)
階調のない網点のこと。
平綴(ひらとじ)
本の背に近い部分を針金で綴じる製本方法のひとつ。
平凹版(ひらおうはん)
オフセット用の版だが、画線を強くし耐刷力を増加させるために、画線部を腐食して若干へこませる製版方式による版のことをいう。

フィダー(ふぃだー)
印刷機などに付属させる自動給紙機のこと。
フォーマット(ふぉーまっと)
ページレイアウトなどで作成する基本的な書式のこと。また初期化することをいう。
フォトレタッチ(ふぉとれたっち)
写真を修整する作業のこと。
フォント(ふぉんと)
統一したデザインをもった文字のセットで大きく分けて明朝体系とやゴシック系のものがある。
不感脂化(ふかんしか)
オフセット版の非画線部を水に濡れやすい面にすること。
複版(ふくはん)
複製されたフィルムのことや、フィルムを幾つか並べて一枚のフィルムにしたもの。
ブックレット(ぶっくれっと)
小冊子。
ブランケット胴(ぶらんけっとどう)
オフセット印刷機の胴のうちゴムブランケットを巻いた中間胴のことをいい、版胴上の画像は一度このブランケット胴に転移され、さらに紙に再転移されることで印刷される。
ブリード(ぶりーど)
インキ中の顔料が水や油に溶けてにじみ出してくる故障のこと。
プリプレス(ぷりぷれす)
印刷の前工程全般のこと。
フレキソ印刷
ゴムや樹脂などの柔らかな材質のものを凸状の版にし、水性インキをのせ印刷する方式。
プレスコート(ぷれすこーと)
印刷物の表面にアクリル酢酸ビニールなどの塗料を塗布し、熱風乾燥させた後に圧を加え光沢を出す加工。
プロセスカラー(ぷろせすからー)
CMYKの4色のことで、カラー印刷をする際の標準色。
フリンジ(ふりんじ)
網版フィルムの網点は一般的に中心部の濃度が高く、周辺に行くほど濃度が減ってくるが、このうち版材に焼き付ける際遮光力のないごく薄い濃度の部分のことをいう。
ブロッキング(ぶろっきんぐ)
インキの盛りすぎや、インキが乾く前に過度の圧力が加わることなどが原因で、重なった用紙同士が接着してしまう現象。

平版(へいはん)
版面にはっきりした高低のない一平面上に画線部、非画線部の構成されている版のことで、一般にオフセット方式により印刷されるのでオフセット版とも呼ばれる。
平版インキ(へいはんいんき)
平版(オフセット版)に用いるインキのことで、印刷中に湿し水が使用されること、インキ皮膜が他の版式に比較してとくに薄いことなどの点で特別な性質(オフセット印刷適性)が要求されるインキで、オフセット方式で印刷されるので普通「オフセットインキ」と呼ばれる。
平版印刷(へいはんいんさつ)
平らな版を使う印刷方式。最も一般的なオフセット印刷はその一種。
ページ物(ぺーじもの)
綴じ加工をした印刷物のこと。
ベタ(べた)
網をかけずに印刷した部分。
ペラ物(ぺらもの)
ページ物ではない一枚の印刷物。

ポイント(ぽいんと)
文字の大きさの単位。
ポジ・ポジティブ(ぽじ・ぽじてぃぶ)
写真の画像で明暗の調子が原稿と同一になっているネガティブとは逆の状態のもの。
補色版(ほしょくばん)
高級なカラー原稿などで4色版だけでは原稿の色調やボリューム感などが不足する場合に淡赤版、淡藍版などを刷足して印刷することをいう。
保存版(ほぞんばん)
一度使用してまだ版寿命のある使用可能な版を、印刷物のバックオーダーを見越して再版用に保存しておくことや、保存しておく原板のことをいう。
本機校正(ほんきこうせい)
校正刷りをする際、一般に校正機を使用するが、色調などの面で本機刷りと一致しない面があるため、この欠点を除くため実際に印刷する機械で校正刷りすること。
本紙(ほんし)
実際に本刷りに使用して製品にする正式の印刷用紙のこと。
本刷り(ほんずり)
実際に印刷機をつかって印刷すること。
ポンス抜き(ぽんすぬき)
数十から数百枚の刷本の三方を糊で固め、抜き型を当てて圧を加えて抜く方法で「のぞき」ともいう。

サイトマップ

ページトップへ